明るい方

ついこの前、代々木上原から新潟まで歩こうと朝7時過ぎ、リュックに簡単な着替えを詰めて家をでました。

ながく生きていると、どんな事でもそれが出来るか出来ないかって何となくわかってくるけど、今回の挑戦はちょっとギリギリな感じがしていた。

予想どおり脚が爆発しそうになったし、豆ができたりとあったけど、なんとか5日目に新潟入りし、とりあえず越後湯沢到着。本当は妻のいる三条市がゴールだったけど。その前に来たんです。陣痛。すぐに新幹線に乗り病院へ。そして子供が産まれました。

歩くことにあまり意味はないかもだけど、この5日間でいろいろな事を思い出したり考えた。「今までのこと」と「これからのこと」。

子供の時の日曜日の朝、自分の布団から這い出て、父さんの布団の中に潜り込んだ時の無敵な感じ。クリスマスの夜、家族みんなで涙を流すほど大笑いしたこと。バケツから飛び出てしまって苦しそうにコンクリートの上をうねるドジョウ。ただ単純に歩くだけで昔の記憶がポコポコでてきた。

一歩一歩ねじり寄る様に歩いて、群馬県と新潟県を繋ぐ三国トンネル。新潟側への入り口が近づいて来た時、向こう側はものすごく明るかった。そして今、その明るい方にいます。この先いくつトンネルあるかな。頑張ります。